支援機関ならではの後押しで掴んだ大きなチャンス

食品などの袋を製造している㈱シェルパックは、自社の課題を逆手に取り環境へのアップサイクルを生む事業に取り組んでいる。「Sherpack Sunny（シェルパック サニー）」は、商品にならず廃棄される袋をサニタリーバッグとして生まれ変わらせる試みだ。アメニティ削減が話題になったホテル業界での採用を目指している。支援機関である尼崎信用金庫のネットワークを生かした具体的な支援もありがたかったという。
「あましんさんが有名ホテルさんとのアポイントを設定してくれたんです。数多くの助言もいただきましたが、商談の機会には驚きました」と語るのはプロジェクトリーダーの堂野起佐さん。今後は大阪万博で来日する海外のお客様にも自社の商品を知ってもらえたらと話す。
ホテルでの採用件数を伸ばすことが当面の課題だが、ユーザーの声を聞き、さらに良いものにしていきたいそうだ。「V チャレンジに参加することが新しい挑戦へのきっかけにもなります。迷ったらやるべきですよ！」と笑顔で語ってくれた。