テイクオフ連続講座として、『新規事業に必要なチーム作りを学ぶ』セミナーを開催しました。
講師は、第１回目に引き続き株式会社SASIの近藤清人氏。

「イノベーションは個人から起きる」をキーワードに、今あるアイデアをどのように社会実装しイノベーションに変えていくのかをお話いただきました。

イノベーションを起こす過程大切なのは、「どういう風に周りの人を巻き込むか」。島根県にあるスーパーマーケット”アイパルテ”さんは、ネオ商店街をテーマにリニューアル。店長の「島根の人に島根の食材を売りたい」という強い気持ちを軸に、一緒に働くスタッフを巻き込み意識を変えることで、地域で注目を集めるお店になったそうです。

また、セミナーの後半ではワークを実施。目指すべき姿と現在とのギャップなどをワークシートを活用し、自社の強みを深堀していきました。

アイデンティティ型デザイン経営の具体的なお話のほかにも、今後も活用できるフレームワークの実践などを通して、新規事業に参考にできる考え方をたくさん知っていただけたと思います。

次回、第３回目のテーマは「巻き込むチームとリーダーについて」。どのように新規事業に取り組む人材を確保し、リーダーシップを発揮していくべきかについてお話いただくので、「人材含め、社内に新規事業を始められるだけのリソースがない」とお困りの方におススメです。  

▽第3回：巻き込むチームとリーダーについて
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近藤 清人氏（株式会社 SASI 代表取締役）

1979年兵庫県丹波市生まれ。
西日本を中心に100社を超える中小企業のブランド戦略に携わる。アイデンティティデザインという独自手法で、中小企業の価値を引き出す「デザイン経営」のサポートを行い、中小企業だからできる新たなデザイン経営を実践し続けている。
さらに、中小企業のデザイン視点を広げるためのプラットフォームとして、カフェを通じたデザイン経営支援を行う株式会社DtoDを起業する。
2018年5月に『強い地元企業をつくる　事業承継で生まれ変わった10の実践』（学芸出版社）を上梓。
起業プラザひょうごメインコーディネーター等公職多数。