コロナ禍を経て、消費者の価値観や経営環境が大きく変化する中、企業も変革を求められています。

これまでのビジネスモデルから脱却しなければならないと考えてはいるものの、
・何から、どのような手順で進めていいかわからない
・自社の強みがわからない
・市場は？顧客のニーズは？
・協力者の巻き込み方は？
など、たくさんの壁を乗り越えなければなりません。

そういった課題を解決する上で参考になる「アイデンティティ型デザイン経営」のセミナーを開催しました。

講師は、株式会社SASIの近藤清人氏。
アイデンティティデザインという独自手法で、中小企業の価値を引き出す「デザイン経営」のサポートを行い、中小企業だからできる新たなデザイン経営を実践し続けている方です。

アイデンティティ型デザイン経営の方法を、以下5つのフェーズに分けて学びました。
　◆Phase1：アイデンティティの抽出
　◆Phase2：アイデアの創出
　◆Phase3：アイデアの表現
　◆Phase4：アイデアの投下
　◆Phase5：アイデアのピボットと持続可能なイノベーション

アイデンティティ(価値観)とビジョン(目的)を理解することが、アイデンティティ型デザイン経営の第1歩だとのこと。
身近な中小企業の話題から、日本の市場全体の実情、新規事業に取り組む際の段階や考え方などについてたくさんご紹介いただきました。

株式会社SASIさんのHPでは、新規事業のヒントになる、デザイン経営に関するイベント等の情報が随時掲載されています。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
■株式会社 SASI
https://sasi-d.com/

近藤 清人氏（株式会社 SASI 代表取締役）

1979年兵庫県丹波市生まれ。
西日本を中心に100社を超える中小企業のブランド戦略に携わる。アイデンティティデザインという独自手法で、中小企業の価値を引き出す「デザイン経営」のサポートを行い、中小企業だからできる新たなデザイン経営を実践し続けている。
さらに、中小企業のデザイン視点を広げるためのプラットフォームとして、カフェを通じたデザイン経営支援を行う株式会社DtoDを起業する。
2018年5月に『強い地元企業をつくる　事業承継で生まれ変わった10の実践』（学芸出版社）を上梓。
起業プラザひょうごメインコーディネーター等公職多数。